青春のほろ苦い(お間抜けな)思い出ブログ…
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さて少し前の投稿で、青春のほろ苦い恋バナを披露させていただいたのですが、もうひとつ似たような話を思い出しましたので綴らせていただきたいと思います。
恋に不器用(不慣れ)で、思いがなかなか成就しなかった青春時代…。
ところで私は、正直に言って24歳になるまで彼女ができませんした。好きになる人には大体彼氏がいたり他の人が好きだったりというパターンが多く、そして基本的にウブだったので、もろもろ上手く立ち回れなかったのです。そんな象徴的な出来事を、ふと思い出しました。
あれは大学2年生の冬でした。
私はジャズ研究会というサークルに所属し、大学時代は主には楽器(トランペット)の練習に明け暮れていたのですが、それが功を奏し、とある恋のチャンスが巡ってきました。
合奏団でトランペットが足りないという案件があり、合奏団の助っ人をしたことがあるんです。それは応援団の行事のサポートという案件で、校歌の演奏という簡単なミッションでした。
で、その行事に参加してみたら、タイプな女子を発見しました(フルートを吹いている女子でした)。
恋に落ちるスピードの速さには自信があった私は、早速恋に落ちました。そして合奏団のトランペットの友人に、彼女を映画に誘いたいと打ち明けその仲介をお願いしました。
そうしたらなんと、一緒に映画に行ってもらえることになったのです。
デートの前日を迎えたところで、とある不安が頭をよぎり…。
そうして時間は流れ、デート前日となり。
で、夜になったところでふと、とある心配事が頭をもたげました。それは「おれの上着、汚れているんじゃないか」というものでした。冬用のジャンバー的なものは1着しか持っておらず、つまりそれを毎日着ていたわけで、「これは汚れている、これでは嫌われる」…、そう不安になったのです。
なので急遽、洗濯をすることにしました。コンビニで「液体アクロン」を買い、家に帰ってバケツに水を汲み丁寧に手洗いしました(トイレ共同風呂無しの家賃2万円のアパートでしたので、お湯は出ませんでした)。
そして手で絞り、窓の外に干しました。
ちなみに部屋にはアイロンがありました。上京した際、逆に下宿を引き払った姉貴の家財道具を引き継いでいたからです。
なので、翌日までには乾かないないだろうけれどもアイロンで乾かせばなんとかなる、そう考えていたのです。
かくして朝が来て、集合は午後イチだったので午前10時くらいに窓を開け、まずはどのくらい乾いているのかを確認しました。
そうしたらなんと…。
多少は乾いていることを期待するも、結果は真逆に…。
乾くどころか、凍っていました…。
万事休す…。
上着はそれしかなかったわけなので、とりあえずアイロンを当てるしかなく。
しかし、凍っているのを溶かすのが精一杯…。
結局、ほぼほぼ濡れたまま家を出ました。なので彼女と合流したあとは、それを気づかれないように、それだけに集中せざるを得ませんでした。なので歩くときには体が触れないように距離を保ち、できれば視界にも入らないようにやや後ろ目を歩き…。
そんな挙動不審な態度を取っていたからでしょう。映画の後にご飯くらいは食べたように思いますが、会話も弾まず…。
結局次の約束も取り付けられないまま、その恋はそこでジ・エンド……。
甘酸っぱくもほろ苦い思い出です…。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
また更新いたします!