電車の網棚に忘れ物をした話…（まさかの展開にびっくり…）

2024/05/15

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さて今回は、今年の初めに犯してしまったとあるミステイクを告白したいと思います。

楽器の練習は日々欠かしません。なので事務所で練習することもしばしば。

何度か触れたことがあるのですが、私は大学時代にジャズに目覚め、以来細々とライフワーク的に音楽活動も続けています。楽器はトランペットです。

で、この楽器は練習しないとどんどん衰えてしまうので、今でも日々、練習しています。

ちなみにトランペットは、ラッパの先っぽに消音器を付けると家の中でも練習できるんです。テレビの音程度にまで音量を小さくできるのです。

なのでチャットルームを始めて以降は、事務所で練習することもしばしば。というわけでカバンと楽器の両方を持って出退勤することも多くあります。

なお荷物を2つ抱えているとスマホを見づらくなるので、楽器を網棚に載せることが多くあり…。

それを繰り返していたら、1月の某日、遂にやってしまいました。網棚に楽器を載せたまま、山手線を降りてしまったのです。

その日は初勤務の方がいて、帰りの電車の中でその方にサイトの「新人キャンペーン」の補足説明をメールにてしていました。

そして乗り替え駅に着いてもまだメールを打ち終わらず、慌てて降りて、そしてホームで立ったままメールの続きを打ちました。

なんとか打ち終わり、やれやれと思いながら乗り替える私鉄のホームへの階段を上がり、そこでようやく気が付きました。ラッパを忘れていることに…。

きびすを返してJRの改札に戻り、事情を話しました。しかし降りた電車を特定できなかったからか夜遅くて各駅の人員が少ないからか、理由は忘れてしまいましたが車両の捜索はしていただけず、次の日の朝に忘れ物センターに問い合わせをするようにと言われ、なす術もなく帰宅の途に…。

ちなみに私のトランペットはもう30年以上使っている古いものではありつつも、今新品を買えば35万円くらいはするそこそこに高額なひと品です。

見つかることを祈りながら、次の日の朝の8時頃、忘れ物センターに電話をしました。しかし該当するものは届けられてはいませんでした。

ただ、データとして上がってくるのにタイムラグがある場合が多いので、時間をおいてまたかけてくれとのことでした。

なのでその後概ね2時間おきに電話をかけました。

10時、12時と電話をかけ、しかし出てきてはおらず…。

でも電話口の職員の方から、「車庫に入ってから見つけられた落とし物は、午後にならないと届けられないことが多いから、まだ諦めなくて良い」と励まされ…。

そしていちるの望みを託して3時、5時と電話をするも、結果が変わることはありませんでした。

ちなみに5時に電話口に出られた職員の方は、

「この時間に出てこないとなると、もう厳しい」と、おっしゃいました…。

そうして窓口が閉まる20時の前にも電話をし、やはり届けられてはおらず…。いよいよ諦めるしかないかと腹をくくりました。

そして晩ご飯を食べに外に出たついでに、最後、交番に届けだけでも出しておこうと立ち寄りました。

地元の駅前の交番に行き、その日は婦警さんが担当で、デスクの前の椅子に座って書類に必要事項を書き込みました。どのようなものをいつどこで落としたのか等々を。

そして書き終わったところで婦警さんが、警察の落とし物センターに照会してくださいました。

するとなんと！

それらしいものが昨夜、日暮里駅前の交番に日暮里駅の職員の方の手によって届けられている、と！

「イヤホンも入っていましたか？」と訊かれ、そういえばバックのポケットに入れていたことを思い出し「入れていました！」と力強く返答しました。

その他、状況と特長が合致してほぼ間違いないだろうということになり、「明日からは週末なので、月曜になったら荒川警察署まで取りに行ってくれ」との説明を受けました。

しかし、JRの忘れ物センターではなく交番に届けられたのはなぜなのだろうかと訊ねると、

「高額な落とし物は駅では持て余し、すぐに交番に引き渡されることがよくある」とのことでした。

かくして月曜に荒川警察署にて愛機と再会でき、しばしそいつを抱きしめ…(>_<)。

ということで、1つ勉強にはなりました。割と高額な落とし物は、JRの落とし物センターではなく交番に引き渡されることが往々にしてあることを。

って、忘れないことがもっとも大切なわけですが…。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました！

また更新いたします！