「ライブチャット」の源流は「ダイヤルQ2」? [社会派ブログ編]

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さて今回は、社会派なブログをしたためてみようと考えました。「ライブチャット」の源流は何かを考察し、そして源流との決定的な違いについて持論を展開させていただきたいと思います。

今となっては懐かしい「ダイヤルQ2」。1990年代の初頭に大流行。

というのもふと、「ライブチャット」のルーツって何だろうかと考えてみたんです。そしてすぐに頭に浮かんだのは、90年代の初頭に流行しそして社会問題ともなった「ダイヤルQ2」です。

ご存知ない方のために、これが何なのかをざっくり説明させていただきますね。

これはNTTが1989年に開始した情報料代理徴収サービスの名称です。ちなみ「2」は「Q」の右上に小さい文字にて付けられるのが正式な表記で、正式な読み方は「だいやるきゅー」だったようです。しかし一般的には「だいやるきゅーつー」と呼ばれていました。

で、これはつまり、情報提供サービス業者が有料情報を電話にて提供し、その利用料金が電話料金とともに回収される、というものでした。

そしていざサービスの提供が始まってみると、アダルト的コンテンツの発信に活用されるケースが多くなり、さらには「ツーショットダイヤル」というサービスが編み出されて、これが流行し、そして社会問題化していったという次第です。

「ツーショットダイヤル」とは、男性が「ダイヤルQ2」に電話をし、女性はフリーダイヤルにて電話をかけます。そうして男女が2人だけで会話ができるというものでした。ちなみに会話中にボタン操作をすることで、男性も女性も相手をチェンジできました。

改めて考えてみると、「マッチングアプリ」的なものでもあったわけですね。

援助交際の温床になったり、多額の請求が多発したりで、短期感で消滅…。

で、これが爆発的に流行り、「ツーショットダイヤル」は援助交際、すなわち売春の温床となっていきます。さらには高額な利用料金を支払うケースが多発し、加えて架空請求的な詐欺事案も発生し、社会問題化していきました。

結果、「ツーショットダイヤル」の事業者は「ダイヤルQ2」から閉め出されることとなり、「ダイヤルQ2」での「ツーショットダイヤル」は1992年には消滅します。

というわけで「ダイヤルQ2」での「ツーショットダイヤル」が流行したのは、わずか2年間ほどでした。

ちなみに「ダイヤルQ2」自体は、2014年まで残っていたようです。でも、1991年のピーク時には約8500の番組があったそうですが、終了時には35まで減っていたとか。

かくゆうわたしも、「ダイヤルQ2」での「ツーショットダイヤル」を利用した記憶があります。とはいえ、金銭的に大やけどを負うほどは利用しませんでした。ちなみに料金は1分100円だったようです。つまり「ライブチャット」の「パーティ」と同水準ですね。

なお「ツーショットダイヤル」自体は、その後もなくなってはいないのです。料金の収受方式を変え、存続しました。今もあります。

なお『ダイヤルQ2』から消えたあとに男性利用者に対して女性利用者が減り、求人にて集められた人員が一般女性を装って電話をかけるという「サクラ」が増えたとのことです。この「サクラ」がある意味、「チャットレディ」のルーツと言えるのかもしれません。ちなみに「ダイヤルQ2」時代に「サクラ」が存在したかは定かではありませんが、そのころからすでにいたかもしれませんですね。

で「ツーショットダイヤル」は90年代には一旦衰退したようなのですが、2000年代に入りまた復活しました。私も2010年の少し前くらいに、ごくごく一時期、利用したことがありました。

ところで、そういえば…。

「ツーショットダイヤル」にも源流がある!? それは「テレクラ」!

「ツーショットダイヤル」の仕組みを振り返ってみて、それにもルーツがあることに気が付きました。それは「テレクラ」です。

私は1966年生まれで、1985年に大学に入学すべく上京したのですが、大学生の頃には「テレクラ」がありました。多分、その少し前くらいに誕生したものと思われます。

「テレクラ」は、男性客が店舗にて女性からの電話を待つというものです。

ちなみにいうと、早取り式の店舗と順番に取り次いでくれるお店とがありました(最近の仕組みがどうなっているのかは分かりません)。

なお当時の早取り式ではユーザーは、以下のようにして通話を勝ち取ろうとしていたものです。電話機のフックを手で押さえていて、着信するとベルが鳴るよりも先にランプが着くので、ランプが着いたら素速くフックから指を離す、というように。受話器を持ち上げる、というアクションでは遅くなるのです(正直、私も若い頃に何度か利用したことがあります…)。

「テレクラ」では、早くから「サクラ」がいたはず…。多分、いた…。

で、当時(80年代後半)から「テレクラ」では、求人により集められた「サクラ」が一般女性を装って電話をしていたと思います。一般女性から電話がかかってくることも少なくなかったと思うのですが、その一方で「サクラ」も多分いたはずです。

というわけで、これが「チャットレディ」の源流、と言えるのではないでしょうか。

ただし!

「チャットレディ」は「サクラ」ではありません。仕事として「チャットレディ」をしているということを、お客さまも理解しています。この点において、「テレクラ」の「サクラ」とは決定的に異なります。

そして違法性もありません。当店にてお仕事をしていただく各サイトは風営法等の法律が順守されています。

そして「テレクラ」および「ツーショットダイヤル」と「ライブチャット」には、決定的な違いが1つあります。

「テレクラ」も「ツーショットダイヤル」も「会える」ことを前面に打ち出していますが、「ライブチャット」はその前提には立っていません。それをうたい文句に掲げていません。この違いは大きいと思います。繰り返しにはなりますが、「ライブチャット」はあくまでも、サイトを店舗とする“接客サービス”です。

というわけで、「ライブチャット」は健全です。安心してお仕事をしていただけます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

また更新いたします!

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